リポソーム鉄の表示と優良誤認
弊社では、リポソーム鉄原料を配合しても、錠剤の場合、リポソーム形状が保たれていない可能性があるため、リポソーム鉄を謳えない運用を行っております。
攪拌造粒打錠だと、リポソーム形状は保たれないと考えております。
何れにしても、原料でリポソーム化していても、錠剤ではリポソーム形状が保たれているエビデンスがございません。
リポソーム形状が保たれておらず、リポソームを謳うのは、優良誤認に該当します。
また、原料の高い吸収率を利用している場合、その高い吸収率も商品で再現されるとは限りませんので、高い吸収率の表現も優良誤認に該当します。
弊社も、かなり早い段階でリポソーム鉄の商品を供給しておりますが、その原料メーカーの顧客も、錠剤でのリポソーム化形状維持の問題からハードカプセルでの商品化を選択されております。
行政からの指導例が出たり、広告規制が厳しくなった場合、謳えなくなる可能性があるので、ご注意くださいませ。
悪質なリポソーム鉄商品
現在、リポソーム鉄の核鉄がピロリン酸第二鉄であることから、価格の高いリポソーム鉄に加えて安価なピロリン酸第二鉄を配合する商品が出てきております。
そして、そのような商品では、すべてがリポソーム鉄であるように謳われており、原材料表示だけでは判別ができません。
優良誤認の完全犯罪ともいえるような商品設計が出てきております。
本来、原料メーカーが他の鉄原料を配合する場合、優良誤認防止の観点から由来の表記を必須化すれば良いだけなのですが、残念ながら全く管理されていないのが現状です。
このような商品製造は、製造者のモラルも問われます。
弊社では、上記のような商品の製造をお断りさせていただいております。消費者を騙す商品は作らないという信念があるためです。
ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、まめ鉄の原料として供給されている商品に関しては、他の鉄素材を配合する場合、必ず由来の内訳を記載していただいております。そのため、上記のような悪質な商品も、見分けが付くようになっております。



