二酸化チタン添加禁止の可能性

2022年8月より、フランスを皮切りに全EU加盟国でも、商品への二酸化チタンの添加が禁止されています。

EU、8月8日から食品への白色着色料の二酸化チタンの添加禁止(Jetro)

その影響は、何れ日本にも届く可能性がございます。また、日本に限らず、中国や米国でも、禁止される可能性がございます。

加えて、この禁止の背景には、二酸化チタンの発がん性カテゴリー2(ヒトに対する発がん性が疑われる)へ移行であり、消費者レベルで二酸化チタンを避ける傾向も強くなっていくと予測されます。

そういった影響も関係しているのか、2022年夏に起こったハードカプセルの問題でも、二酸化チタンを用いた白カプセルの供給が後回しにされている傾向が見受けられます。

現在、この二酸化チタンが用いられた白カプセルは、ニコチンアミド・モノヌクレオチドなどのアンチエイジング用途や美容用途の商品に多く用いられています。
今後、弊社としては、この状況や世界的な流れを情報発信しつつ、パッケージなどの再印刷などの際に、白カプセルからの切り替えをご検討・ご判断いただいております。

なお、日本でも禁止された場合、切替の猶予期間が儲けられ、猶予期間内に対応が迫られることになると予測されます。

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