越境ECなど中国向け商品製造の注意点

近年、越境ECなど中国向け商品製造は、多くの依頼が続いており、無視できない存在となりつつあります。
そこでの製造時の注意点を以下のようにまとめました。

【中国向け商品製造の注意点】
 1. 日本法人の有無
 2. 販売形態と商品設計
 3. 中国国内の貿易会社(輸入者)の有無
 4. 支給原料の管理基準と禁止事項
 5. ビジネスフロー

日本法人・商品設計・輸出業務

まず、商品を作る場合、販売者の設定が必要になります。日本在住の個人でも設定が可能なのですが、日本の法人に設定されることが一般的です。弊社の多くのお客様は、商品製造完了前までに法人を設立されています。
なお、日本法人の設立は、日本人であれば、僅かな額の資本金で設立可能ですが、外国人の場合、500万円以上の資本金が必要になります。

次に、正規通関を行って中国輸出する場合でも、越境ECで販売する場合でも、中国の関連法規(主に原材料の食薬区分や使用基準)に則って商品設計ならびに製造する必要があります。また、中国の関連法規だけでなく、日本の関連法規にも適合している必要があるため、必ずしもご希望の設計での製造ができないこともございます。
アミノ酸やビタミン、漢方素材の一部は、日本で食品でも、中国では医薬品の場合もございます。活性型葉酸のように(日本では未認可、中国では添加物として認可されている)逆の素材も存在します。
何卒ご了承くださいませ。

また、弊社は、原料メーカーでもあるため、自社原料に限らず、様々な原料の調達に長けた会社です。ご要望に合わせた原料を調達し商品に配合いたしますので、用いる原料に対しても、お気軽にご相談くださいませ。

人気のNMNサプリメント製造に関しては、弊社でのNMN原料調達だけでなくNMN原料ご支給にも対応しておりますが、様々な注意点がございます。お問い合わせ前に必ず以下のページをご参照くださいませ。

NMNサプリメントOEM製造の注意点

正規に輸出を試みるのであれば、中国国内で通関業務を行う貿易会社(輸入者)との連携が不可欠になります。
弊社でも、簡単なチェックは可能ですが、最終的に通関の判断を下す港の管理官と交渉が行える貿易会社を利用することが望ましいです。

なお、弊社の業務は、国内の指定港もしくは指定倉庫までの納入までです。船便の手配等は、行っておりません。ご了承ください。

支給原料の注意点

近年、NMNなどの原料を支給して商品製造したいという要望も多いです。その場合、工場や弊社の受け入れ基準を満たした原料である必要があります。
例えば、一般細菌数は3000以下、大腸菌群は陰性という工場の受け入れ基準が存在します。
そのため、原材料の試験成績書(CoA)や規格書など、ご支給原料の品質基準を示す書類を必ず提出いただいております。また、原料によっては、弊社基準の調査書や保証書もご提出いただいております。

なお、工場への原料直送は、原則、禁止とさせていただいております。
原料を受け取った工場が原料の輸入者となり、関税や消費税の建て替えが必要になるだけでなく、原料の品質担保責任が工場に生じてしまいます。また、物量が多い場合は、輸入食品検疫などの通関業務も生じてしまう可能性がございます。
弊社では、原則、支給原料の日本への通関業務は行っておりませんが、物量が大きく弊社がOEM製造を手掛ける場合にのみ、一定マージン(検疫所や税関への事前相談等のイニシャルコストと毎通関時に発生するランニングコスト)での通関業務を検討させていただきます。

加えて、中国製造の包材のご支給も、原則、禁止とさせていただいております。
ロス率が多く、別途検品費用が生じてしまうためです。中には、全く日本のJIS基準に適応しておらず、工場で使用できないような包材(ボトル・キャップ)も存在します。

ビジネスフロー

上記の点をご了承いただいた上で、以下のフローで進めさせていただきます。

商品設計・包装仕様の決定 → 概算お見積書 → 試作 → ご発注・入金 → 製造

商品設計や包装仕様など決まり、試作が完了している場合、ご発注・入金いただいてから納品まで1.5~2ヶ月くらいの時間を要します。輸入証明などの書類は、製造後の提出になります。
※瓶に印刷する場合やグラビア印刷のアルミ袋を用いる場合、さらに納品まで時間を要します。

原則、試作を必須とし、前金条件でのみで案件を請け負わせていただいております。
なお、商品デザインのご発注を商品のご発注前に行っていただき、簡単な手作りダミーを作ることも可能です。お気軽にご要望をお申し付けください。

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