Amazonに対応した商品開発

2021年12月よりAmazonの日本法人でも、米国法人の指針に基づき、商品の管理基準が強化されております。
(弊社グループの顧客への要求は、12月でしたが、9月頃から始まっていたという情報もございます。)
そのため、最低限、その管理基準に対応した商品開発が求められるようになってきています。

Amazon向け商品の管理基準と商品開発

現在、商品名・パッケージ・広告表現などで成分名を用いた場合、かなり高い確率で、成分の分析データ(第三書機関)が求められます。
そして、分析値が表示成分量に満たない場合、出品ができない状況に陥ってしまう可能性が生じています。
そういったトラブルを避けるため、以下のような基準で商品開発を進めることが好ましいです。

1.商品設計段階
まず、設計段階で、確実に成分が検出されるよう、増し仕込みを行う必要があります。
商品設計段階で配合していた量が「加工による減衰」「経時変化での減衰」「分析誤差」などで分析値で検出されない可能性があります。そのため、増し仕込み(減ることを加味した多めの配合)を行う必要があります。その増し仕込み量は、一般的に10%強ですが、減衰しやすい成分によっては、20%以上に設定されるケースもあります。

参考:増し仕込みと必要なケース

例えば、増し仕込み量を10%に設定し、試作品を用いて分析を実施します。そして、その分析値が表示予定値を切るようであれば、本製造時に増し仕込み量を増やすことを検討した方が良いです。

※今後、商品の経時変化の夜減衰を加味して、賞味期限内の成分量担保が求められるように基準強化された場合、加速試験を実施し、想定される経時変化による減衰率も反映して増し仕込み量を設定する必要があります。

2.広告表現
Amazonにおける広告表現を考える際、配合量、表示値、増し仕込み量などを総合的に判断して、表現内容を決める必要が出てきています。

配合している成分量まで表現していなければ、減衰や分析誤差を加味する必要がございません。配合されていることを分析値で示すだけです。
一方、配合している成分量まで表現するのであれば、必ず減衰や分析誤差を加味して広告表現する必要があります。予定していた表示量より少な目の量で表示する必要性が出てくることもあるでしょう。

<最善の方法>
商品設計を広告表現は、表裏一体です。
弊社栗山の持論の通り、成功の8割は商品設計の段階で決まる!なのです。
広告表現を考えながら商品設計を確定する、上記の1と2を同時に行っていく方法が望ましいです。

例えば、分析時に表示量が検出されなかった場合、再試作もしくは聖製造時に増し仕込みを行って、再分析を行う必要があります。再分析の結果が出るまで最低1ヶ月程度の時間を要してしまいます。
とても不効率であり、機会損失も起こりかねません。



弊社は、売れる商品作りをテーマにサービス展開しております。
弊社にOEM製造の依頼される場合、増し仕込みや広告表示量について、必ず担当者にご相談くださいませ。

最新の状況

基本的に、HACCP関係の書類は、必須で求められます。製造者に問い合わせて、コピー等をいただく必要があります。ただし、CCPの設定等で、ごだごだするケースがあるので、注意する必要があります。

次に、強調表記している成分について、分析データが求められます。分析データがあれば、問題なくOKが出ます。一方、無い場合は、実施するもしくは、使用原材料の規格書(試験成績書)と製造者の配合証明書(使用原料の製品名とメーカーがわかるもの)を提出する必要があります。

なお、栄養素以外の強調表記を行っている成分に関しては、法律で管理基準が示されていないため、上記のような原料の規格書と配合証明書でOKがでる場合もあります。一方、栄養素(特に栄養機能食品)に関しては、法に則り、分析データが必須で求められるでしょう。そもそも、こういった管理が実施されていないと、Amazon以前に、食品表示法(食品表示基準)に抵触するので、行政から指導を受けることになるでしょう。ご注意ください。

栄養成分表示及び栄養強調表示とは(消費者庁)
関連FAQ:天然ビタミンたっぷりと表記できますか?

Amazonのフルフィルメントサービスを使用する場合

Amazonに出品される際、多くのお客様は、Amazonのフルフィルメントサービス(ロジスティック)を利用されています。
その場合、Amazonから指定された番号で作成された管理バーコード(FBA商品ラベル)を商品に貼付する必要があります。プラボトル仕様や化粧箱仕様の商品の場合、シュリンクフィルムで包装することが好ましいです。

この管理バーコードは、商品バーコード(JANコード)が付いていても、別途必要になります。
※管理バーコードは、指定のシールラベルを購入すれば、レーザープリンター等で印刷可能です。

Amazonだけ販売する場合は、全ての商品に管理バーコードを貼る必要が生じるため、工場で貼ることも可能です(別途料金)。
一方、大部分のお客様は、Amazon以外でも販売されることが多いため、Amazonのフィルフィルメントサービスも併用する場合、お客様自身がAmazonに送る分の商品にだけバーコードを貼られることがほとんどです。

なお、Amazon以外でも販売され、一部だけ(例:半分だけ)管理バーコードを貼る場合、工場でのバーコード貼りにも対応しておりますので、弊社の営業担当にご相談ください。

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