まめ鉄/SloIronとは?

豆由来フェリチン鉄は、まめ鉄(日本の商標)とSloIron(米国・日本の商標)の名前で流通しております。
現在、日本以外の国では、米国老舗サプリメント会社であるフローラ社が独占契約権を保有しております。したがって、豆由来フェリチン鉄原料供給が行われているのは、日本だけになります。
※供給を受けている弊社は、現在、OEMでのみ供給しております。

豆由来のフェリチン鉄の研究は、1990年頃よりカリフォルニア大学バークレー校のエリザベス・タイル教授らによって行われ始めました。タイル教授は、フェリチンの研究を1960年代より行っているフェリチン研究の第一人者です。

そして、豆由来フェリチン鉄の原料を世界中に供給するために作られたのがタイル教授も株主であるSloIron社(SloIron Inc.)です。
弊社や弊社栗山も、研究開発費を投じ、豆由来フェリチン鉄原料の供給を目指しました。

SloIron社が供給する豆由来フェリチン鉄原料:SloIronは、大豆由来の原料からスタートし、この原料を用いた商品が世界で初めて日本で発売されました。

 写真:レピールオーガニックス まめ鉄

本原料は米国のUSDAオーガニック認証を取得しているため、オーガニックやヴィーガン(ベジタリアン)の市場でも高い評価を得ています。
上記のように、すべての使用原料がオーガニック認証を得ているような商品も販売されています。

また、今後、米国で販売を行っているフローラ社は、”Highly absorbable 高吸収”を表示したヴィーガン対応サプリメントとして展開予定です。

現在、ミロ活ブームによる鉄商品のニーズ拡大により、まめ鉄/SloIronが用いられた商品が市場へ続々と投入されています。現在も、弊社では、複数の案件が進行しております。

フェリチン鉄とは?

How to Use まめ鉄:フェリチン鉄

原料の使用条件

現在(2021年10月以降)、以下の使用条件で、原料を供給させていただいております。

・まめ鉄由来の鉄として3mg/日以上の配合
・申請書ならびに承諾書のご提出

 ▶ 書類申請の方法

申請に関する詳細は、書類申請の方法をご参照くださいませ。

なお、微量配合でフェリチン鉄などの標榜が行われること防止するため、供給条件を設定させていただいておりますです。何卒ご理解くださいませ。
※先行されたOEM顧客は、価格面で最大限優遇することをお約束いたします。

今後の展望

本原料は、日本と米国の両サイドで研究開発が行われています。
2021年、本原料は、日本人女性でのヒト臨床試験(有効性試験:月経時鉄不足の回復効果)が実施され、2022年に論文(英文)が投稿されます。また、現在、GRAS認証取得を視野に、更なるヒト臨床試験や安全性試験(90日反復投与毒性試験やAmes試験など)が実施されています。
今後、ますますの飛躍が期待されています。

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